信じるべき否定と、信じなくてもよい否定があると思うのです。
叶えたいことがある場合には。
体験に基づく否定には一定の理があると思います。体験による結論が否定だからです。
一方で体験に基づかない否定には理がないように思えます。思いこみや決め付け、想像、他の人がそう言っていたから。そういうことが実に多い。
一般に会社員の親御さんは起業とか独立とかに否定的です。自分がやったことがないから。やったことがないのでわからない。わからないから薦められない。薦められないから否定から入る。否定はするが、確たる論拠はない。そんな感じ。そういう場合の否定は信じる必要がありません。根拠がないから。
逆に起業経験があったり、フリーで仕事されている親御さんは、そういったものに理解があります。自分がやったことがあるので、頭ごなしに否定をしない。
そして実体験があるからこそ、その否定には根拠がある。根拠があるからこそ、そこに聞くべき真実があると思うのです。自分にも当てはまりかねない貴重な教訓があると思うのです。
特別なことはみんなやらない。みんなやらないから特別なこと。
特別なことをやったことがない人は、特別なことを人に薦めない。人に薦めないから否定的になる。
特別なことに経験がある人の否定的な意見は信ずるに足る。
ま、芸能人なんかそうですけど、なんで特別な職業に二世が多いかって、よそからなる人は少ない一方で、内輪の人たちにとっては、その職に就くことに抵抗がないからですよね。
本日はこのあたりで。